第11回多治見ビジネス・イノベーション大賞「大賞」を受賞
株式会社ジーネックス(岐阜県多治見市:代表取締役 柴田俊、以下当社)は、第11回『多治見ビジネス・イノベーション大賞』(以下本賞)において「大賞」を受賞しました。
多治見ビジネス・イノベーション大賞は、独自の技術やアイデアにより新たな付加価値を生み出そうとする企業の挑戦意欲を目的とする多治見商工会議所・笠原商工会主催の表彰制度です。
本賞に応募した、当社の地域公共交通予約管理システム(LoCoBuS)事業は、過疎地域の小規模な地域公共交通を対象としたサービスで、各案件の予算規模が小さく大手企業にとっては魅力的でない市場を対象としています。開発コスト、営業コスト、運営コストを抑えることで、市場のニーズに応えつつも当社として適正な利益が出せる体制を確立しました。
ソフトウエアだけでなく地域公共交通の運用支援サービスとして付加価値を高め、地域を支える重要な社会インフラの維持・効率化に大きく貢献した取り組みが高く評価されました。
今年度、岐阜県内では白川町、飛騨市、中津川市で継続運用、静岡県湖西市で社会実証実験にて採用頂きました。来年度は更に多くの自治体での導入が決まっており、また、導入に向けた商談も進めております。
高齢化、過疎化などで、民間の鉄道やバス路線が廃止されていく中、学生や高齢者など交通弱者と呼ばれる人の重要な移動手段として、地方において地域公共交通の役割はますます重要になっていきます。当社はLoCoBuSを通して、社会インフラを支えながら会社としての成長を目指しています。
今回の受賞を励みに、これからも社会に役立つサービスの開発、提供に励んでまいります。